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Xファイル(1993〜)の魅力



CS放送やビデオの普及によって、新旧の人気海外ドラマを気軽に楽しめる時代になりました。ガングスター的には、
「トワイライトゾーン(59)」や「アウター・リミッツ(63)」等のSFミステリーが好みです。他にも、「奥さまは魔女(64)」、
「スパイ大作戦(66)」、「大草原の小さな家(74)」、「ルーツ(77)」、「ナイトライダー(82)」。若い人なら、「24(01)」や「HEROES/ヒーローズ(06)」。熱狂的な信者が多いドラマなら「スタートレック(66)」といったところでしょうか。

社会派、コメディー、アクション・・・時代と共に様々なジャンルで印象深いドラマが存在します。そんな海外ドラマの中で、90年代に米テレビ業界の常識を打ち破り、世界的大ヒットとなった傑作が存在します。それが、「X-ファイル」です。



X-ファイルは、1993年の秋に全米テレビネットワーク・FOX-TVで放送を開始。金曜・夜9時のオンエアでした。しかし、アメリカでは週休二日が常識で、金曜の夜は、人々が外出している場合が多く、スポンサーからの広告収入を期待出来る時間帯ではありませんでした。その為、放送される番組のほとんどが、制作費の安いトークショーやバラエティでした。

そこへ、ドラマで新たな視聴者を獲得しようと挑んだのがFOXでした。その尖兵となった番組こそが、X-ファイルだったのです。最初こそ視聴率は低迷したものの、翌年には10%を超え人気番組へと昇格。20代〜30代のフライデー・ナイトを外で楽しんでいた世代を、テレビの前に釘付けにする事に成功したのです。X-ファイルは、テレビ業界の新市場を開拓した画期的なドラマだったのです。

FOXが成功したのは、「X-ファイル」が優れたドラマだったからに他なりません。X-ファイルとは、常識では解明出来ない未解決事件のデータを収集したファイルの事。若きFBI捜査官フォックス・モルダーとダナ・スカリーが、X-ファイル事件の真相究明に挑むという物語です。

二人は、UFOや超能力、黒魔術、怪物など、数々の摩訶不思議な事件と遭遇します。民間伝承や都市伝説に科学的視点を盛り込んだ脚本は秀逸。基本的に一話完結ながら、“宇宙人に絡む国家の陰謀”をシリーズ全体の謎として据え視聴者を惹きつけます。そこに、モルダーとスカリーという魅力的なキャラクターが加わる事によって、超一級のエンターテインメントに仕上がっています。



頭脳明晰ながら、超常現象に異常な興味を抱くモルダー捜査官。対照的に、何事をも科学的根拠から追求するスカリー捜査官。一見、相容れない関係に思える両者が、時に対立し、時に協力しながら難事件に挑む。その過程で、二人は、恋人や夫婦を超えるほどの絆を育んでいきます。その物語は、UFOやモンスターに興味が無くてもぐっと心に響きます。

二人のキスは?結婚はしないの?など、ドラマを見る度に交わす俗っぽい会話も楽しみの一つでした。昔のドラマのような格調高い一話完結のエピソードもいいですが、謎が謎を呼ぶスロットル全開の現代ドラマもまた良し。その両方の魅力を兼ね備えているがX-ファイルなのです。

X-ファイルは、シーズン9まで200以上のエピソードが放送されました。その他、外伝的ドラマや劇場版も制作されています。95年の「X-ファイル・ザ・ムービー」では、TV版で語られたコンスピラシーを、映画ならではの壮大なスケールで描き大ヒットを記録。テレビ放送を見ていないと分かりにくい部分も若干ありますが、初見でも十分楽しめます。08年には、テレビシリーズの後日譚として「X-ファイル:真実を求めて」が公開されましたが、以前の勢いを感じるには至りませんでした・・・。

かつてX-フィルズ(愛をこめてという意味)と呼ばれた熱狂的ファンを生み出したX-ファイル。今でも、その復活を期待せずにはいられません。

文/NOBU (玩具ウォッチャー・ライター/2012・06)

写真:X-ファイル・ザ・ムービーのフィギュア/左:モルダー捜査官 右:スカリー捜査官 フィギュアも傑作!似てます!
(モルダーの銃は他のフィギュアからの流用です)

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